本文へジャンプ


音楽療法
〜memorial〜


音楽が大好きなまぁちゃんは、音楽療法を受けています。
日本では、まだ馴染みの薄い分野ですが、いったいどういうものなのでしょう?
参考までに、お話します。

音楽療法ってなに?

音楽療法の定義
音楽療法は音楽の持つ、生理的、心理的、社会的働きを心身の障害の回復、
機能の維持・改善、生活の質の向上に向けて、意図的、計画的に
活用して行われる治療技法である。(日本音楽療法連盟より)
要するに、人の情緒に働きかけ、
その人の発達を促したり、
コミュニケーション能力を高めたり、問題行動が少なくなるように、
音楽を用いて刺激を与えましょうということのようです。

どんなことをするの?
〜まぁちゃんの場合〜


まぁちゃんが通っているお教室は、個人のピアノ教室です。
音楽療法士の資格を取るため、専門の勉強をしてきた先生にお世話になっています。
個人セッションです。
では、実際どんなふうに30分間を過ごしているのか、ご紹介します。

セッションの流れ まぁちゃんの様子
1.はじめのごあいさつ
「こんにちは、まぁちゃん」という歌でスタート
曲の途中で、楽器を鳴らしてみたり、
先生と握手したりと、変化を持たせています
この曲が始まりの歌だとわかっているので、
とても嬉しそうにします。
先生と握手するときは、自分から手を差し出します。
2.先生のピアノ演奏に合わせて動く
歩いたりジャンプしたり手足おしり等を振ったり、
楽器を鳴らしたりする
主に「音楽療法のためのオリジナル曲集
静かな森の大きな木」という楽譜集を使用
イントロを聴いただけで、何をするのか、
どの楽器を使用するのか覚えていて、
先生の指示に従って準備します。
3.身体表現
手を叩く、ジャンプする、膝を叩く、肩を動かす、
首を動かすなど、それぞれ決まった短い曲があり、
音楽に合わせて、簡単な体操をする
曲と体操の種類はなんとなく結びついているようです。
自分ひとりではできないので、ママが手を貸します。
ニコニコ笑いながら、体操(?)しますよ。
4.楽器を使う
音楽に合わせて、楽器を鳴らす
木琴、トーンチャイムは毎回使用
大太鼓を和太鼓に見立てて、八木節にも挑戦中
時にはピアノも弾きます



以前は楽器を鳴らすことには、消極的でしたが
ずいぶん積極的になってきました。
木琴はかなりお気に入りの様子。
先生のピアノと掛け合いもします。
トーンチャイムも最初は嫌いだったのが
今は抵抗無く鳴らすようになってきました。
まだ一人で曲に合わせて鳴らすのは難しいので
ママと一緒に鳴らします。
5.音楽を聴く
先生のピアノ演奏を聴く
まぁちゃんがお気に入りのディズニーの曲を
数曲聴いて、自由に動く
笑顔いっぱいで、とにかく楽しそうに動き回ります。
6.おわりのごあいさつ
「さようならの歌」を歌って、終了
お片付けをして帰ります
もう終わりの時間が来たことがわかるので、
とても寂しそうな顔になります。
お片付けはとても上手にできます。
注)中学部入学を機に音楽療法は終了しました。
  2〜5は前後することがあります。
  素人の解説ですので、不備な点があると思います。
  お気付きの点がありましたら、教えてくださいね〜(^^♪
  まぁちゃんにとって、とても楽しい30分間でした。
  先生とママはまぁちゃんに合わせて、飛んだり跳ねたり、結構いい運動になりましたよ〜(*^_^*)

   Copyright(c) 2007-2025 おぎゃあ All rights reserved.