こころの軌跡〜天使くんの母の気持ち〜
取り戻した自信
人の気持ちなんて、ちょっとした事で浮いたり沈んだり...
その繰り返しですね。
子育てをしていれば、誰でも不安な気持ちになることがあると思います。
それがのんびりっ子であろうと無かろうと、関係無く。。。
まぁちゃんのようなのんびりくんを育てていると、どうしても、
発達相談という形で、いろんな方と接する機会が多く、
様々な意見を聞く事ができます。
そこでのお話によっては、自分に自信が持てたり、逆に自信喪失でどうしようもなく
落ち込んでしまったりもします。
久しぶりに受けた通園ホームでのSTの先生とのお話です。
その先生は、まぁちゃんの現在の姿をそのまま認めてくださいました。
何ができないからこうだとか、そんな否定的なものの見方はしませんでした。
それが私にはとても嬉しかったんです。
やっぱり、無理して背伸びして、どうにかしようなんて、
意味の無いことなんですね。(あくまでもまぁちゃんの場合です)
1対1で向かい合って、指示を出して、何かをやらせようとしても、
なかなかそれに乗ってこないまぁちゃん。乗ってきても、長くは続かないんです。
その理由は一つ、まだ興味が無いから。。。
興味が無いということは、その段階まで発達が進んでいないから。。。
簡単な事です。判り易いでしょ。
それを無理して、着席させて、さあ訓練だから...って、やらせることは、
今の段階では、まだ無意味な事らしいです。
(この前会ったことばの教室の先生とは、言ってることが180度違うよ〜)
それだけ、まだまだ未熟ってことなんだけど、
私は待つ事にしました。いや、前から待ってはいるんだけど、
自信を持って、待つ事にしました。
まぁちゃんが、自分から興味を持って、取り組む事ができるようになるまで、
焦らず待つ事にしました。
もちろん、何もせずに待つんじゃないです。
まぁちゃんが興味を示す事を取り入れて、
必要な刺激はどんどん入れて行かなくちゃね。
そのためには、保育所で先生やお友達といっぱい接して、
いろんな刺激を受ける事が大切で、それが今のまぁちゃんには
最良の道なんだと、思いました。
保育所に通うようになって、人と接する事に以前よりも積極的になってきています。
食事だって、前はママからしか食べなかったのが、先生からも御機嫌で
食べられるようになってるし、場所が変わっても落ち着いていられるようになってきました。
これって、みんな保育所に行って、集団のなかで生活しているからなんですよね。
私の選択は、間違ってなかった。
まだまだ課題はたっくさんあるけど、少しずつ少しずつ、まぁちゃんのなかに
何かが芽生えて行くはずです。熱心に接してくださっている保育所の先生方には
感謝の気持ちでいっぱいです。
まぁちゃんがね、先生と向かい合って、ちゃんと目を見て、ニコニコしてるんです。
嬉しくて嬉しくて、そんな姿を見ちゃうと、ウルウルしちゃう私です。
こんなふうに自信を持って、前向きに考えられるのも、
先日あった県の発達支援療育相談の時のお話と、たんぽぽ園でのSTの
先生とのお話のおかげです。
やっぱり、認めて欲しいんです。認められる事で、自信を持てるんですよね。
そうすることで、また頑張れる!
まだまだ道のりは長いけどね。。。
2000年9月記
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