フィルハンドルという機能を使用して作成することが可能です。
セルを選択した時にセルの右下隅に見える小さな■がフィルハンドルです。 【図０１】
これをドラッグすると、連続したデータを簡単に作成することができます。但し、データが入力されているセルを幾つ選択するかによって動作が異なります。

１つだけセルをドラック（左ボタン）した場合と複数セルをドラック（左ボタン）した場合の動作は次のように異なります。

「１」のような数字データが入力されているセルを１つだけ選択 【図０２】してフィルハンドルをドラック（左ボタン）して連続したデータを生成したい範囲で離します。 【図０３】
するとどうでしょう。「２」「３」「４」・・・という連続データを期待したと思いますが、生成されたデータは「１」「１」「１」・・・というように単純にコピーされた数値データです。 【図０４】

では、「１」「２」のような数字データが入力されているセルを複数選択してみたらどうなるでしょうか？ 【図０５】
同じ手順でフィルハンドルをドラック（左ボタン）して連続したデータを生成したい範囲で離すと、 【図０６】今度は「３」「４」・・・というように連続データが生成されます。 【図０７】

以上の方法でも連続番号のセルは作成可能ですが、１つの数字データが入力されているセルをドラックしても連続番号を生成する方法があります。

数値データが入った1つのセルから連続データを作成したいときは、まずフィルハンドルにカーソルを合わせます。この状態では、まだカーソルは黒十字マークです。 【図０８】
そこで右ボタンでドラッグします。
するとカーソルが黒十字マークから白矢印マークに変化したことを確認して、 【図０９】ドラックしたまま連続したデータを生成したい範囲までマウスを移動させます。 【図１０】
そこでボタンから指を放すとショートカットメニューが表示されます。 【図１１】
あとは上から二番目の[連続データ]を選びます。 【図１２】
すると先程の複数セルを選択した場合と同様に「３」「４」・・・というように連続データが生成されます。 【図１３】

このショートカットメニューからは週単位や月単位の連続データを作成することもできますので、ぜひ覚えておきたい操作です。

１つの数値から連続データを作成するときは、フィルハンドルを右ボタンでドラッグします。
日付データなら、週単位や月単位の連続データも同様にして作成することができます。