AGA(男性型脱毛症)

 
 男性型脱毛症(AGA:androgenetic alopecia)

  男性型脱毛症とは いわゆる「若はげ」のことであり、男性ホルモン(アンドロゲン)の影響を受けた 脱毛症である。

その特徴は

 *思春期以降(20歳〜30歳台)に始まり、徐々に進行する。
 *男性の前頭部と頭頂部の頭髪が薄くなり、後頭部と側頭部を除いて抜け毛が進行する。
 *毛の成長期が短縮し、細く短い毛となる(硬毛が軟毛化する)。
 *休止期の毛の割合が増えるため、抜け毛が多くなる。
 *遺伝的影響が大きいが 詳しい遺伝形式はまだ不明。

 男性型脱毛症の原因は 男性ホルモンのテストステロンからできる ジヒドロテストステロンが 毛母細胞の成長をさまたげるためである。(前立腺肥大を引き起こすのもこのジヒドロテストステロンである。)

 プロペシアは ジヒドロテストステロンを作るのに必要な 5α還元酵素U型を 働かなくする薬です。

・プロペシア(フィナステルド)は男性型脱毛症の治療薬です。
・プロペシアは1日1回内服で、いつ飲んでもOKです。(食事の影響を受けません)
・成人男性(20歳以上)のみ服用できます。
・閉経後女性の男性型脱毛には無効です。
・3ヶ月の連続投与で効果がみられることもあるが、通常は6ヶ月の連日投与が必要です。(髪の毛の休止期が3,4ヶ月あるため。)
・90%以上の人で、抜け毛の進行を抑える効果、あるいは改善効果が認められています。(5年間の海外臨床経験)
・6ヶ月の連日投与で効果がみられないとき(脱毛が進行しているとき)は投与を中止します。
・市販の外用育毛剤(ミノキシジルなど)の併用は 有効です。
・この薬の作用する場所は前立腺(もともとは前立腺肥大の治療薬)、男性型脱毛症のできる頭髪と髭だけです。他の部位への作用はありません。
・ストレスや夜更かし、偏食は髪の毛に悪影響があるので 規則正しい生活をすることが 脱毛の予防になります。


 プロペシアの後発品のフィナステリドも処方いたします。


 最近発売になったザガーロは5α還元酵素1型及び2型を阻害しジヒドロテストステロン濃度を低下させることで毛髪数を増加させます。

 

 小山皮膚科2019.5