アルカサバ(城塞)。宮殿の西側にあり、朝陽を浴びて城壁が赤く染まっていた。「アルハンブラ」とは「赤い城」の意味で、
白を基調とする宮殿がそう呼ばれるようになったのには諸説あるが、宮殿を増築する際に夜を通して
かがり火を燃やして工事をしたため、グラナダ平野から見上げた宮殿が赤く染まって見えたことから、
このように呼ばれたという説が一般的。